経済的な設計
良い住宅を安く建てるためには、機能・品質・コストの釣り合いがとれた設計をすることが重要です。
当社には設計の規格はありません。まずはご要望を伺い、プランと大まかな建築費を示します。それを「たたき台」として、建築主に検討してもらった上で設計に進みます。
この時に建築主とよく会話することは、どの程度の機能・品質が必要かということです。
当社は、豪華で高いものはお薦めしていません。まずは質素でローコストなものを提案します。
特に自宅を建てるとなると、漠然とした要望がたくさん出てきます。その多くは、コストとの兼ね合いがよく分からないなかでのもので、大抵の場合、すべて取り入れると予算をオーバーしてしまいます。
あったら良いけどなくても困らない、そんな要望には「本当に必要ですか？」と投げかけています。よく考えてもらった上で、必要なものを形にしていく。そんな設計をしています。
さらに社内でも、計画を見直し、無駄がないか、不足している機能はないか、複数の技術者で検討する機会をつくりながら設計図を完成させていきます。
機能とコストを考えた仕様「コンクリート打ち放し」
「できるだけシンプルで質素なものを」という考えから、当社がよく採用する仕様はコンクリート打ち放しです。
クロスやタイルを貼らない分、新築時のコストや経年劣化による補修費用を抑えることができます。
コンクリートの風合いをそのまま活かしたデザインは、流行に影響されにくいことが魅力です。
工事が始まってからも良い・安いを追求
工事は設計図で決めた通りに行うのが一般的な考えです。しかし希望社では、工事が始まってからも、都度改善できることはないかと検討をしていきます。
限られた予算や工程のなかで、建築主の意見を反映し、建築会社、専門工事会社やメーカーからも改善提案していただきます。
完成まで、より良い建物が安く建つように監理していきます。