岐阜市加納の個人住宅の三回目の現場レポートです。
前回の現場レポートでは、建物の躯体の様子をお伝えしました。
あれから1ヶ月、内装工事はどのように進んでいるのでしょうか。
▼サッシが取り付けられていました。
▼室内の様子
RC造は気密性が高いため、サッシを締め切った状態では、まるでサウナのような暑さでした。
東西のサッシをあけてみると、ブワーッと風が通り抜け一気に涼しくなりました。
▼施工前のフローリング材が置いてありました。
足ざわりの良い檜の無垢材です。
フローリング材は直接コンクリートに貼るのではなく、束(つか)という支持材を等間隔で配置し、その上にパーティクルボードという下地材を敷き、更にその上にベニヤ板を貼るそうです。
ベニヤ板を貼るまでを置床工事といいます。
何のためにこのように何重にも重ねるのか現場の担当者に聞いてみたところ、束によって出来た20cmほどの隙間に水周りの配管や電気の配線を通す為だそうです。
またコンクリート面とフローリング材との間にこの層を作ることによって、断熱の効果もあるようです。
当住宅の場合はパーティクルボードの下に断熱材を施して、更に断熱効果を高めているとのこと。
(※床の貼り方は使用するフローリング材などにより色々異なります。)
▼キッチンの配管 一番右がIH用の電気配線で、あとの3つは水周りの配管です。
▼キッチンのスイッチの配線
照明の入切は主に人感センサーと、リモコンで操作できるようになっているとのこと。
夜帰宅したときに玄関にパッと灯りが付くのは一人暮らしには嬉しい機能ですね。
スイッチでの操作を極力減らしたいという建築主の意向で、スイッチがあるのはキッチンと、お風呂場の浴室内の2箇所だけだそうです。
照明のスイッチひとつとっても、建築主のこだわりが感じられます。
竣工まであと2週間程度とのこと。
設備や家具が入るのが楽しみです。
お知らせ
8月24日(土)、25日(日)に当物件の完成見学会を開催します。
完成した建物をぜひ見に来てください。
▼見学会の詳細については、こちらのブログをご覧ください。
RC造平屋住宅、8月24・25日完成見学会開催!<岐阜市>