当社が設計・発注代行を手がけた、大阪府堺市の鉄筋コンクリート造共同住宅の現場のレポートです。
敷地面積は約88坪。間口が約14.5m 奥行きが約28.4mと当社で扱う中では広めの敷地に、ワンルーム27戸という計画で、A~Gの7つの部屋タイプがあるそうです。(一部屋あたり21.5㎡~32.70㎡)
今年の5月頃から着工しており、年末に引き渡し予定です。
▼建物外観
▼ウォークインクローゼットのある部屋タイプ
写真右奥がウォークインクローゼットです。大体畳1.5枚分ぐらいの広さになる予定です。
まだ配管だけで、何も仕切りが無い状態ですが、クローゼット、洗面・トイレ・ユニットバスと並ぶ予定です。
▼ユニットバス設置の様子(10月6日撮影時)
▼上記の部屋の1か月後の様子 (11月6日撮影時)
ひと月のうちにずいぶん部屋らしくなりました。
洗面・脱衣所・ユニットバスの間仕切り壁は、石膏ボードで作られており、塗装がしてあります。
クロスを貼る場合もありますが、塗装は様々な色が選べたり選択の幅が広いとのことです。
(今回はシンプルにグレーが混ざった白です)
▼下記の写真は上記とは別の部屋ですが、キッチンが配置され、フローリングも貼られています。ペット対応の複合フローリングを使用しており、表面が固く傷がつきにくいそうです。
当物件は、建具の色、キッチンの扉、フローリングがそれぞれ3パターンあるとのこと。
また、今回居室内の仕上げはコンクリート打ち放しとなっています。
建築主様の好みによりますが、打ち放し仕上げにすることで、施工時にクロスを貼るコストを抑えられることと、傷が付きにい為、入退去時の補修費用も抑えられるという利点もあります。
(ただし、壁に断熱材を入れる場合はクロスを貼る必要があります)
打ち放し仕上げの場合は、「化粧型枠」という表面加工され、つるつるした手触りの型枠を使用して、見栄えが良くなるように施工しています。
(赤い丸で囲んだ部分が特につるつるしているのが分かるでしょうか?)
1つ1つ色々なご要望により施工の方法も様々です。
以上、大阪府の建築現場のご案内でした。
今後も、色々な地域の建築現場をご案内していけたらと思います。